※レコ大の受賞者が2025/11/21に発表されました。
2025年の日本レコード大賞は、果たして誰が栄光を手にするのでしょうか。
音楽ファンの間では、前年度・前々年度と大賞を受賞したMrs. GREEN APPLEが、今年も『ダーリン』で3連覇するのでは？という予想が大きく盛り上がっています。
しかし、近年はアニメ主題歌の躍進や新しい音楽ジャンルの広がりもあり、必ずしも実績だけで決まらない複雑な状況です。
過去の受賞傾向を見ると、「社会性」「話題性」「共感性」が鍵になると言われています。
今年も多ジャンル・多層のアーティストが候補に並び、誰が大賞を勝ち取るのか読めない展開です。
この記事では、2025年大賞候補の分析に加え、歴代の受賞曲から選考の傾向や評価ポイントをわかりやすく整理します。
ミセス大賞3連覇する？
2025年のレコード大賞、Mrs. GREEN APPLEの3連覇すると予想します。
レコ大の受賞者が発表され、大賞が誰になるのかSNSでかなり話題となっていますね。
紅白のトリもミセスだし、りょうちゃんは、来年のドラマにも出演で大活躍！
また、ミセスは、今年フェーズ2を完結し、来年からフェーズ3となります。
誰が聞いても申し分のない活躍をここまでしてきたミセス。
ミセスの大賞は、かなり高いと考えます。
されに、レコード大賞の過去の傾向を分析しました。
実は、ここ数年の大賞傾向を見てみると、レコード大賞の大賞にはこんな法則があるよ。
と、いずれも春リリース曲で大賞を獲得してきました。
この“法則”を引き継いでいるのが、同じく春に配信された「クスシキ」です。
アニメ『薬屋のひとりごと』の主題歌という話題性に加え、楽曲としても“心の解毒”をテーマにした深いメッセージ性を持っています。
時代に寄り添う表現は、審査で高く評価される可能性が高いでしょう。
薬屋のひとりごとは、アニメ3期も決定した大人気アニメだね。
※追記：今年のミセスは、優秀作品賞『ダーリン』で決定しました。
ただし、2025年はライバルも強力です。有力候補をチェックしていきましょう！
【有力ライバル候補 3選】
| アーティスト | 注目ポイント | 考察の方向性 |
|---|---|---|
| アイナ・ジ・エンド | 『革命道中』の国内外大ヒットと独自の表現力 | avex所属のアイナ・ジ・エンドが歌う『革命道中』は、アニメ『ダンダダン』の主題歌として国内外で大ヒット。 彼女の独自の表現力は、BiSH時代から一段と成熟し、歌唱・演出ともにレコード大賞のステージ映えする。 |
| M!LK | 若い世代からの支持とパフォーマンス力の高さ | 若い世代からの支持を増している男性グループM!LKは、音楽番組出演の増加やパフォーマンス力の高さから注目株！ |
| HANA | グローバル展開を担う多国籍アイドル | デビューからわずか1年で複数の賞レースを賑わせている多国籍アイドルHANAも、大賞候補。 藤井風さんのような既存の枠にとらわれないアーティストもいますが、国際性という新しい審査基準に強く合致するHANAは特に要チェック。 |
2025年の大賞争いは、人気・話題・表現力の三拍子がそろった“総合力”の勝負でしょう。
どのアーティストが年末の頂点に立つのか、今から目が離せません。
日本レコード大賞歴代受賞者まとめ（過去10年）
直近10年のレコード大賞の歴代受賞者をまとめました。
| 回（年度） | 受賞曲名 | アーティスト名 |
| 第56回（2014年） | R.Y.U.S.E.I. | 三代目 J Soul Brothers from EXILE TRIBE |
| 第57回（2015年） | Unfair World | 三代目 J Soul Brothers from EXILE TRIBE |
| 第58回（2016年） | あなたの好きなところ | 西野カナ |
| 第59回（2017年） | インフルエンサー | 乃木坂46 |
| 第60回（2018年） | シンクロニシティ | 乃木坂46 |
| 第61回（2019年） | パプリカ | Foorin |
| 第62回（2020年） | 炎（ほむら） | LiSA |
| 第63回（2021年） | CITRUS | Da-iCE |
| 第64回（2022年） | Habit | SEKAI NO OWARI |
| 第65回（2023年） | ケセラセラ | Mrs. GREEN APPLE |
| 第66回（2024年） | ライラック | Mrs. GREEN APPLE |
どの曲も、『大賞』というのが納得のいく話題の楽曲です。
そして、過去の大賞受賞者には、3年連続大賞に輝いたアーティストがいます。
ミセスも3連覇の可能性は十分ありますね。
日本レコード大賞受賞歴から見る2025年の傾向
過去10年の日本レコード大賞を振り返ると、いくつかの明確なトレンドが見えてきます。
レコ大は単なるヒットチャートの順位ではなく、「社会や時代に寄り添った物語性のある曲」が評価される傾向が非常に強いです。
その年を映し出す「社会性」
大賞曲は、その年の社会全体が抱える感情やムードを的確に反映しています。
例として、過去の受賞作品を見てみましょう。
| 年 | 受賞曲 | アーティスト | 特徴・背景 |
|---|---|---|---|
| 2019年 | パプリカ | Foorin | 老若男女に広がる「共感性」を体現した楽曲として評価された。 |
| 2020年 | 炎（ほむら） | LiSA | 『鬼滅の刃』旋風に加え、コロナ禍初期の「感動と喪失」という感情を象徴した。 |
| 2021年 | CITRUS | Da-iCE | コロナ禍の不安の中、“痛みを抱えながらも生きる姿”に寄り添う楽曲として支持された。 |
| 2023年 | ケセラセラ | Mrs. GREEN APPLE | 「ありのまま生きる」という前向きなテーマが、閉塞感を破る希望として広く共感を得た。 |
そして2024年の『ライラック』は、スポーツと友情をモチーフに、社会全体に“希望”を取り戻す象徴となりましたね。
アニメ主題歌の存在
ここ数年は、アニメ主題歌の存在感も無視できません。
Ado、YOASOBI、Official髭男dismなど、アニメや映画を通じてヒットを生む楽曲が増え、アニソンは“サブカルチャー”から“メインカルチャー”へと完全に昇格しました。
2025年もこの流れは継続しています。
今年のヒット作としては、『ダンダダン』『薬屋のひとりごと』などの人気作の主題歌が音楽トレンドを牽引しています。
アニメ×音楽の相乗効果が大賞決定の鍵を握るといえるでしょう。
日本レコード大賞の評価基準は？
日本レコード大賞は、日本の音楽シーンの中でも特に注目を集める賞ですが、明確な審査基準を公式として公表していません。
そのため、受賞理由や選考基準については、毎年ファンや業界関係者の間でさまざまな推測が交わされるのが恒例となっています。
しかし、近年の傾向や音楽業界の流れを踏まえると、2025年の『日本レコード大賞』では、例年以上に、
- 音楽と社会背景
- アーティストの表現力
- リスナーとの結びつき
が重要なポイントになると見られています。
特にここ数年続いている“アニメ音楽の台頭”や“音楽のジャンルレス化”という流れは無視できない状況で、今年はその動きがさらに加速すると予想されます。
◆ 2025年に評価されるポイント
- 作品としての完成度
曲だけでなく、歌詞・編曲・世界観・音源クオリティ・表現力など、作品全体がどれだけ高い完成度を持っているかが評価対象になるでしょう。 - 楽曲が持つ“時代性”
その年を象徴するムーブメントや社会現象と楽曲がどれほどリンクしているかも重要視されると考えられます。SNSや配信チャートでの話題性も指標のひとつになる可能性があります。 - リスナーへの共感性
歌詞やメッセージ性、曲に込められた想いがどれだけ多くの人に届き、支持されているかという「心への響きやすさ」も評価の軸になるでしょう。
2025年の候補曲を見てみると、
- 心情を丁寧に表現したバラード
- ネットで爆発的に広まったポップチューン
- 海外チャートでも存在感を見せる楽曲
まで、ジャンルもテーマも非常に多彩です。
まさに、今の日本音楽シーンを象徴するラインナップといえます。
今年は特に「支持される音楽はどれなのか」「時代を代表する曲はどれか」という答えが問われる年になるでしょう。
受賞結果と共に、その背景や審査の方向性に注目が集まるね。
日本レコード大賞2025受賞者一覧
2025年の日本レコード大賞の受賞者が発表されました。
一覧は次の通りです。
| 優秀作品賞 |
|---|
| Almond Chocolate |
| ILLIT |
| イイじゃん / M!LK |
| かがみ / FRUITS ZIPPER |
| 革命道中 – On The Way / アイナ・ジ・エンド |
| 恋風 / 幾田りら |
| ダーリン / Mrs. GREEN APPLE |
| 倍倍FIGHT! / CANDY TUNE |
| Fun! Fun! Fun! / 新浜レオン |
| 二人だけの秘密 / 純烈 |
| 夢中 / BE:FIRST |
| 新人賞 |
|---|
| CUTIE STREET |
| SHOW-WA ＆ MATSURI |
| HANA |
| BOYNEXTDOOR |
| 特別アルバム |
|---|
| 「Prema」 / 藤井 風 |
| 特別国際音楽賞 |
|---|
| Ado |
| &TEAM |
| 特別賞 |
|---|
| 映画『国宝』 （音楽：原摩利彦） |
| 細川たかし |
| 松田聖子 |
| 矢沢永吉 |
| 最優秀歌唱賞 |
|---|
| 山内惠介 |
| 作曲賞 |
|---|
| 工藤大輝・花村想太 / 「ノンフィクションズ」Da-iCE |
| 作詞賞 |
|---|
| 指原莉乃 / 「とくべチュ、して」＝LOVE |
| 編曲賞 |
|---|
| 佐藤和豊 / 「朧」市川由紀乃・「夜香蘭」丘みどり |
| 企画賞 |
|---|
| 「Oh my pumpkin!」/ AKB48 |
| 「THE SHOW MAN」/ Rockon Social Club |
| 「Same numbers」/ 乃木坂46 |
| 「SONGS」「HEARTS」/ 歌心りえ |
| 「TUBE×」/ TUBE |
| 「三木たかし ソングブック」/ 三木たかし |
| 日本作曲家協会選 |
|---|
| 天童よしみ |
| 日本作曲家協会名曲顕彰 |
|---|
| 「舟唄」歌：八代亜紀、作曲：浜圭介、作詩：阿久悠 |
| 特別功労賞 |
|---|
| アイ・ジョージ |
| いしだあゆみ |
| 上條恒彦 |
| 川村栄二 |
| 草野浩二 |
| さいとう大三 |
| 西尾芳彦 |
| 橋 幸夫 |
| 三浦洸一 |
れば、彼女たちは“新人”という枠を超え、J-POPのグローバル化を象徴する存在として、2025年の音楽シーンを代表することになるでしょう！
まとめ
2025年の日本レコード大賞では、Mrs. GREEN APPLEが前例のある“3連覇”を達成するかが大きな注目点となっています。
過去の受賞傾向を見ると、大賞曲には「春リリース」「社会性」「共感性」「話題性」が共通しています。
今年候補となる「ダーリン」は社会性として話題性が高く、テーマ性やメッセージ性も評価軸に合致しているため期待値は高いです。
一方で、アイナ・ジ・エンドやM!LK、グローバル志向のHANAなど強力なライバルも登場し、2025年は実績・人気・作品性の総合力による接戦になる見込みです。
今後の動向からも目が離せませんね。
